「自分は価値ある人間だと思いますか?」

2010年に財団法人日本青少年研究所が高校生対象に行ったこの調査で「全くそうだ」と答えた割合は、米国が57.2%、中国42.2%、韓国20.2%でした。日本はわずか7.5%で、「まあそうだ」を含めても36.1%。ずいぶん低い結果です。

このような結果になったのは、どうしてでしょうか。日本では、他人から自分を肯定されないからか、それとも他人と自分を比較したり、「理想の自分」と比較したりするとき、自分に価値を認めることができないからでしょうか。

すると、「自分を大切に!」と励まされても、「価値がない自分」を大切にできないとか、「誰かに大切にされる資格もない」とかと、否定的に考えるのかもしれません。

しかし聖書には、

わたし()の目には、あなたは高価で尊い。
わたし()はあなたを愛している。
(イザヤ書43章4節)」と記されています。

私たちを「高価」で「尊い」と言われ、愛してくださる方が神様です。神様は、自分自身でも赦すことができない心の醜さや弱さについて全てをご存知でありながら、それでもなお、赦し受け入れてくださいます。

神様は、私たちの失敗、過ちの責任を私たちに問われません。その責任全てを神のひとり子イエス・キリストに負わせられました。それがイエス・キリストの十字架の意味です。

ですから、神様は「もしこのようになれたら・・」というような条件を一切つけずに、ありのままの私たちを受け入れて下さいます。そして「わたしはあなたを愛している。」と言ってくださるのです。

このように、私たちを尊び愛してくださる神様とともに、これからの人生を歩んでみませんか。