聖書の福音をあらゆる角度からお伝えする月刊小冊子です。
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【目 次】
○熊との遭遇
春のブナ森で、なんと数十mほど先に私をジッと見ている一頭の熊がいたのです!知識の無かった私は、熊に背を向け、荷物を抱えて逃げました。幸いにも逃げ切れたのですが、間違った方法でした。・・・皆さんは、すべての人がやがて直面する「死後のさばき」から逃れる方法をご存知ですか。それは神のことばである聖書に記されています。「知恵のある者のおしえ(神の福音)はいのちの泉。これによって、死の罠から逃れることができる。」(箴言13章14節)
○救いの手
私は、高校生の時、ラグビーをやっていて「慢性硬膜下血腫」になり、手術を受けました。局所麻酔で意識があるまま、頭皮が切られドリルで頭蓋骨に穴を開けられたので、私は意識が吹っ飛びそうになりました。その時、「大丈夫ですよ〜すぐ終わりますからね」と声をかけ手を握ってくださった方がいました。この手によって本当に助けられたな、と感じる体験をしました。…主イエス様はどんな人に対しても救いの手を差し伸べてくださいます。皆様も聖書を通して、その暖かく愛に溢れた主イエス様の手に触れ、たましいの救いを経験してほしいと思います。
○あなたを愛してくれる存在
少し前のこと、両親に手紙を書く機会がありました。そのおかげで、自分は両親に愛されていたのだなと気づきました。その後、私は聖書に接し、親以上に私を大事にしてくださるお方の存在を知ることができました。…人は、もともと神様に創造された時点で、欠けのない非常に良いものでした。しかし、罪が入ってしまったため、神様から見て、何も良いところのない、無価値なものとなってしまったのです。しかし神様は、そのような私たち一人一人に対し、罪を犯す前と同じ価値を認めてくださり、変わらぬ愛を注ぎ続けてくださっているのです。
○路傍伝道ー旧約聖書・ヨナ書より
紀元前8世紀。ニネベという都を歩きながら、ヨナは「あと四十日すると、ニネベは滅びる」と叫び回りました。王は全住民に「悔い改め」をするよう布告し、ニネベは滅びずにすみました。…時代は変わり、今、神はクリスチャンを通し、すべての人々に向けてこのようなメッセージを発しておられる。
「皆さん、すべての人はその罪のゆえに滅びに向かっています。しかし神の御子イエスは、私たちの罪を引き受けて、十字架にかかってくださいました。・・・・・・
○この意味教えてークリスチャン
クリスチャンとは、「キリストに属している者」という意味です。初めて「クリスチャン」と呼ばれたのはアンティオキア(現在のシリア)でした。…読者の皆さまも、「ナザレ人イエスはキリストである」と信じて告白し、今後の人生をキリスト者として生きていく決心をしてください。そして周りの人からクリスチャンと呼ばれることを誇りに思う方となってください。
○主と共に漕ぎ出す
私はドッグトレーナーとして仕事をしています。飼い主と犬がお互いの気持ちを100%理解することはできませんが、わかり合えたときの喜びは、トレーナーとしてもうれしいです。ことばで会話する人間同士さえ、100%理解し得たといえるでしょうか。自分でさえ自分が何を考えているのか、何のために生きているのか分からないでいます。…しかし、どんな人にも、この永遠のいのちを受け取る権利があるのです。どうかあなたがこの恵みを受け取り、今後の人生において、イエス様と共に信仰の海原へと漕ぎ出されることを願ってやみません。
COLUMN 「小さなベランダの小さな幸せ」
私の住んでいるアパートには、小さなベランダがついています。そのベランダは部屋の南側に面しており、日中の日差しがとても良いのでハンモックを取り付けました。そのハンモックでのんびり過ごすのが、休日の楽しみの一つになっています。天気の良い日は、太陽の日差しが、とても気持ち良いので寝てしまうこともあります。
「光は心地よく、日を見ることは目に快い。」
(伝道者の書 11章7節)
太陽の日差しを浴びることは、私たちにとって、とても気持ちのよいものではないでしょうか。日光を浴びると、脳内で、精神を安定させる「セロトニン」という物質が分泌されるそうです。
このように、私たちが生きる上で欠かせないこの太陽ですが、決して偶然にできたわけではありません。太陽に限らず、この世界にある全てのものは、神様によって創られたと聖書は語っています。ですから私たちは日々、神様が創られたものの恩恵を受けて生活をしているのです。
そう考えると、あって当たり前と思えるものが、実はとても素晴らしいものだと、気づくのではないでしょうか。日々の生活の中にある小さな幸せから、神様の存在を知ることができれば幸いです。