聖書の福音をあらゆる角度からお伝えする月刊小冊子です。
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【目 次】

○砂地から岩盤へ
海岸で「砂の造形」をする機会があり、約2時間かけて大きな亀を製作しました。砂の亀を製作するにも知恵と力が必要です。進化論のように「生き物が偶然にできた」とする考え方は「砂上の楼閣」のように思われます。

○感染は外から?中から?
私たちを「害するもの」はいろいろあります。ウイルスのように外側から入ってくるものであれば、対策をすれば自分を守ることができます。しかし、どんなに外側を防御し、悪いものから遠ざかっても、私たちを「害するもの」があることを聖書は教えています。

○この意味教えて「エクレシア」
「教会」という言葉の原語とされる「エクレシヤ」ですが、その意味は「何か目的があって呼び出された人たちの集まり」で、この「エクレシヤ」という言葉は、当時の社会では、普通に「集会」「議会」「集まり」を意味していました。そこで、イエス・キリストを救い主と信じる人が増えるにつれて、クリスチャンの集まりも「エクレシヤ」と呼ぶようになりました。
ですから、「エクレシヤ」は、教会よりは「集会」と言う方が、本来の意味を正しく伝えることになります。

○最初の隠蔽
SNS上での匿名性は、プライバシーの権利を守るという側面もありますが、サイバー犯罪の増加という悪い面もあります。人が悪いことをする心理と、自分を隠そうとする心理は深く結びついているようです。悪いことをしたら、「隠蔽したくなる」という心理とも結びついています。

○エジプトでの神様の救い
神様は、かつてモーセを通してイスラエル人が救われましたが、現在は、このイエス様によって、罪の奴隷となっている私たちを救い出してくださるのです。イエス様は、救い主としてこの地上に来られた神の御子であり、神様の愛は、どのような罪深い人にも注がれているのです。(文中より)

COLUMN  「有言実行」

「有言実行」と言えば、少し前に話題になりましたが、WBC(国際野球大会)で日本の優勝に大きく貢献し、MVP(最優秀選手)に選ばれた大谷選手を思い出される方も多いのではないでしょうか。彼は、高校生の時に書いた人生設計シートに「WBCに日本代表で出場してMVPを獲る」と書いていたそうです。まさに有言実行と言える素晴らしいことだと思いました。

私たちは、自分の努力だけでなく、取り巻く環境や他の人の協力があれば、ある時には有言実行出来るかもしれません。しかし、人には限界があり、何か妨げが起これば実行できなくなります。言ったことを必ず実行する、必ず成し遂げる、それが本当に出来るのは、何からも影響を受けることのない神しかおられません。

聖書に次のように書かれています。
「私の口から出るわたしのことばも、
むなしく、わたしのところに帰っては来ない。
必ず、わたしの望む事を成し遂げ、
わたしの言い送った事を成功させる。」(イザヤ書55章11節)

神は、聖書を通してご自身が言われたことを必ず実行する方です。「イエス・キリストによる救い」こそ、神がまさに有言実行された事実です。

人の考えや願いや努力によってではなく、神が私たちを愛して、イエス・キリストによって成し遂げられたこの救いを、どうぞ受け取ってください。