聖書の福音をあらゆる角度からお伝えする月刊小冊子です。
ご希望の方に毎月無料でお送りしております。問合せページからお申込みください。
なお、電子書籍版についてはこちらで2024年12月まで閲覧可能です。
【目次】
○やみから光へ
年の終わりの月になりました。暗い話題が多く、それが募っているように思えます。聖書には、この世はやがて神(創造主)のさばきを受けることが書かれています。
しかし、キリスト・イエスはこのように言われました。
「わたしは光として世に来ました。わたしを信じる者が、だれも闇の中にとどまることのないようにするためです。」(ヨハネの福音書12 章46節)
○アプリ開発とバグ修正
アプリ開発を仕事にしています。システム構築は、緻密な設計と、それに沿った正確なプログラミングが必要で、偶然に良いものができることはありえません。また、バグ修正が必要です。根本のバグを修正しない限り、信頼されるシステム構築とはなりません。
人生も同じです。人生のバグをきちんと修正しない限り、本来の姿を取り戻すことはできません。私のバグを解消してくださるのが、イエス・キリストです。
○一粒の麦
立山連峰の森が育んだ水は、地下水となって富山湾の海底に湧き出て「天然のいけす」と呼ばれています。
「木一本、ぶり千本」という言葉が、富山にはあります。
これは魚と森林という一見無関係なものが、実は密接に関係し、いのちの営みを支えていることを表しています。
「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままです。
しかし、死ぬなら、豊かな実を結びます。」(ヨハネの福音書12章24節)
「一粒の麦」とはイエス様のことで、「死ぬ」とはイエス様が十字架にかかるということを指します。
では、「豊かな実」とあなたとは、どのような関係にあるでしょうか?
○著名人と聖書(6)
ー ジョージ・フレデリック・ヘンデル ー
日本各地でクリスマスの時期に「第九」とともに、よく演奏される「メサイア」を作曲したのが、ヘンデルです。
「ハレルヤ」は特に有名でしょう。この曲(オラトリオ)は、旧約聖書のメシア預言から始まって、キリストの降誕、十字架、復活を壮大に描いています。
52歳頃脳卒中に襲われ、自身の死を意識しながら56歳頃にこの「メサイア」を書き上げたと言われています。亡くなったとき、「現世に天国の喜びを予知させることがヘンデルの任務であった」と当時の新聞は偉業を讃えました。
○この意味教えて(最終回)
ー マラナ・タ ー
コリント人への手紙第一の締めくくりは、「主よ、来て下さい。」で、この原語が「マラナ・タ」です。
「『しかり、わたしはすぐに来る。』アーメン。主イエスよ、来てください。」(ヨハネの黙示録22章20節)
このように主が再び来られることは、クリスチャンにとって大きな希望です。その時、パウロが記したみことばの約束も成就します。