聖書の福音をあらゆる角度からお伝えるする月刊小冊子で、
ご希望の方に毎月無料でお送りしております。
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なお、電子書籍版についてはこちらで2025年10月まで閲覧可能です。
目次
◎「〇〇の秋」
皆さんは、◯◯の秋と聞いて、何を連想されるでしょうか?
「芸術の秋」、「読書の秋」…世の中には沢山の本がありますが、読む価値がある本を捜すのも大変です。
聖書は、間違いなく世界で一番読まれている書物です。神様が私たちのために、人を通して書かれた書物です。
聖書を読めば、神様のことが分かります。そして本当の神様だけが、私たちの霊を満たすことができるのです。
この秋は体や心だけではなく、聖書を通してご自分の霊も豊かにお過ごしください。
◎天国のドレスコード
2024年4月に桂由美さん、フジコ・ヘミングさんが亡くなられました。
ウエディングドレスに対して、一切の妥協を排除され、「究極のドレス」を追求された桂由美さん。
「間違えたっていいじゃない、機械じゃないんだから」と五線紙という殻を脱ぎ捨てた、異才フジコ・ヘミングさん。
さて、天国に入るには、神様が準備してくださった「義の衣」が必要です。
そこには一切の妥協は存在しません。また、「義の衣」はいかなる善行でも、手に入りません。
手に入れる方法は、「間違える」という自分を認めつつ、自分の本質と向き合い、自分の中にある罪を認めること、悔い改めること。そして、イエス様を救い主と信じることによって与えられます。
さらにありがたいことに、この衣裳代はすでに「支払い済」です。
十字架で流された血の代価が、それなのです。
◎著名人と聖書(16)
【村岡花子】夫との結婚に罪悪感をもち息子が赤痢で亡くなった花子は、「そのひとりあれば、まひるのかがやき、そのひとりあらずば、ぬばたまの『黒い』闇、いみじくも貴きその一人よ、そのひとり子、いまは世になし」と追悼しました。
花子にとって、神様は「愛の神」ではなく「さばきの神」でしたが、絶望の底に沈んでいた時に、次の聖書のことばが花子の胸に強く迫ってきました。
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」(ヨハネの福音書3章16節)
花子はこのことばを通して、神の無限の犠牲の愛に触れます。
道雄を失った悲しみの深さを知る花子は、ひとり子・イエスを十字架で犠牲にされた父なる神の、断腸の思いを肌で感じることができました。
◎すべてのものを創造された方
聖書の一番はじめの書、「創世記」の1章に、神様が六日間で天地万物を造られたことが書かれてあります。
クリスチャンは、この秩序正しくできている世界が「偶然に」出来上がったと考えるよりも、それを造られた存在があると考える方が、はるかに理にかなっていると信じています。
すべてのものを創造された神様は、あなたも形造られ、自由意志をもお与えになっています。
ですから、神様はあなたが強制的にではなく、あなたの意思でイエス・キリストを信じて救われ、神様に感謝・讃美をささげる者となることを望んでおられるのです。
Columun 「お子さま連れ車両」
ある新幹線には「お子さま連れ車両」があります。
この車両は小学生以下の子連れ利用者向けの車両で、子ども連れでも快適に新幹線を利用できます。2010年から始まり,今年も大型連休や夏休みシーズンに運行しています。
日本社会では、子ども向けの様々な制度やサービスが整備されてきており、子どもが尊重されつつある社会だと感じます。
しかしイエス・キリストの時代は、今ほど子どもたちは尊重されていなかったようです。
人々が小さな子どもたちをイエスのもとに連れてきたとき、子どもにかまっている暇はないと考えたのか、弟子たちは彼らを叱りました。その様子を見たイエスは、次のように言われました。
「子どもたちを、わたしのところに来させなさい。邪魔してはいけません。
神の国はこのような者たちのものなのです。」(マルコの福音書10章14節)
皆さまは、自分が尊重されていないと感じるような経験をお持ちかもしれません。
しかし、イエスは子どもたちを喜んで迎えられただけでなく、どのような貧しい境遇や弱い立場にある人々も、拒むことなく受け入れられました。そしてご自分の命を犠牲にするほどに、あなたをも愛された方なのです。