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５月号目次
- スペアリブから考える
- 材は勝手に揃わない
- 歴史の偉人たち
- アルベーリュ・カミュ
- 着信拒否
CULUMN 『病気を超える平安』
新型コロナウイルス感染症〔COVID-19〕が世界中を席巻しました。この騒動では、ウイルスそのものの罹患もさることながら、それに伴う社会全体の制限により、皆様それぞれが、状況は違えど大きな影響を受けられたと思います。そうした方々に心よりお見舞い申し上げます。
このウイルスは、感染力が非常に強く、致死率がそれなりに高いのに、それに対処するための薬がないところに問題があります。最終的に打つ手がなく、自然治癒に委ねるしかないのでは、不安になるのは当然です。さらに、この状況がいつまで続くのか見えず、精神的にも経済的にも疲弊しているのが現状でしょう。
しかし、イエス・キリストは、次のように語られました。
「わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。…世が与えるのとは違います。」（ヨハネの福音書14章27節）
ここで語られている平安は、病気にならないとか、経済的に守られるということではなく、それらを超える平安、という意味です。同時にその平安は、現実の問題から目を背けさせるのではなく、むしろその困難の中で、心を保って立ちあがる勇気を与えるものです。このコロナ禍の中にあって、皆さまが聖書と出会い、この素晴らしい平安をぜひ得られますように。
