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4月号の目次
- 旅人の木
- 地球という住まい
- 四つの自由④ 罪からの自由(下)〜最終回〜
- 五十歩百歩と聖書
- 本当に必要な備え〜震災を振り返って〜
COLUMN 期間限定品
先日あるお店で、以前から食べたいと思っていた商品が、販売期限が過ぎてしまい買えなかった、という経験をしました。「期間限定」と言われるとつい買いたくなってしまう、それを逃すとたかが一商品なのに、なんだか悔しい、あるいは損をしたような気分になると言うことはないでしょうか。逆に「限定商品」を手に入れられると、特別なものを手にしたという妙な優越感を得られるものです。経済学では「限定」と示すと需要が増えるスノップ効果という理論もあるそうです。
ところで、聖書にも期間が限定されてものが記されています。それは、神様が私たちに与えて下さる「救い」です。この救いは私たち人間が、永遠のいのちを手に入れ、死後、天国へ行けるというものです。それを得るためには、イエス様を救い主と信じるだけでよいのですが、ただし期限があります。この地上に生かされている間だけなのです。そしてその期間がいつまで続くのかは、神様しか分かりません。
この救いを逃してしまった後の後悔は、期間限定商品を買いそびれた悔しさとは比べ物にならないはずです。一方で救いを得られたその喜びは、永遠に続きます。どうか、あなたに与えられている「今」という機会を決して逃すことがありませんように。