聖書の福音をあらゆる角度からお伝えする月刊小冊子で、ご希望の方に毎月無料でお送りしております。
問合せページからお申込みください。
【目 次】
- 迷い出た犬
- 著者が子供のころに飼っていた愛犬が行方不明になったエピソードを通し、神の私たちに対する愛について語ります。
- この先は?
- 「この先、どうなるのか?」という不安を覚える昨今、聖書を読まれてはいかがでしょうか。聖書は、人生の先行きを照らしてくれる光です。その聖書が示す「イエス・キリスト」について語ります。
- 空の鳥と人間の差は?
- 身近な野鳥モズの持つ習性を与えられた神様が示される、「私たち人間の価値」について語ります。
- メルケル首相と聖書
- イエス様から神の家族と呼ばれることの幸いを語ります。
- 進化論についてのQ&A⑥
- 「突然変異と漸進的進化」の考え方から「人間はサルから進化」と推定する思い込みについて、「そうではない」ことを紹介します。
COLUMUN 買い戻し
質流れになる前に、品物を買い戻す、貧しい人にとって、福音です。私の母は、貧しい漁師の家で育ち、質屋に行かされたことを戦争の体験とともに語ってくれました。冒頭の話しは、そんな母から聞かされたエピソードのひとつです。
人生には苦難が多いですが、もし頼りになる身元保証人が身近にいれば、何かと安心できます。聖書によく登場する「贖(あがな)い」ということばは「買い戻す」という意味です。私たちは罪のゆえに悪魔のもとに売られた奴隷のようなものです。(ローマ人への手紙7章14節参照)自分で自分を買い戻すことができないのです。しかし神はそのような私たちに,救いの手を差し伸べてくださいます。
「神は私のたましいをよみの手から買い戻される。神が私を受け入れてくださるからだ。」(詩篇49篇15節)
私たちには、神の御子イエス・キリストという最も信頼できる身元保証人(贖い主)が存在するのです。これこそが福音です。