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目次

○人の心

「心」の語源は凝凝(ころころ)から来ているそうで、人の心ほどコロコロと転がりやすいものはありません。子供の頃に罪悪感を感じたことも、成人した時には仕方がないと考えるようになり、更には当然だと考えるようになります。このような心の状態で、どうして天国に行けるのでしょうか?

○巨人の話

1964年にエクアドル南部で身長7.6メートルという巨人の全身の骨が発見されました。実は、全世界で千を超える場所で「巨人族の遺跡」が発見されています。聖書には、「ネフィリム」(創世記6章4節)、「レファイム人」(創世記14章5節)という巨人が記されています。少年ダビデに倒されたゴリヤテも3メートル近い巨人でした(サムエル記第一17章4節)。現代では見ることのない巨人。しかし、遺跡が存在していて、聖書にも記述があります。

○著名人と聖書(8)【アーネスト・ゴードン(1916〜2002)】

「戦場にかける橋」という映画をご存知でしょうか。タイとビルマの国境にあるクワイ河に、日本軍がイギリス人俘虜(捕虜)を強制労働させ橋を建設させる「極限状況」を描いた映画です。神が共におられるという信仰に励まされたゴートン初め俘虜たちは、死への恐れを克服し、生きていくことに希望を持つようになります。そして、死の収容所が、神を賛美する喜びと希望の共同体に変えられていきます。

○見る、聞く、体感する

人間は「五感」で得た情報から、物事を認識しています。「五感」は大きく①視覚タイプ②聴覚タイプ③体感覚タイプに分類され、人それぞれに得意な感覚、苦手な感覚が決まっているとされています。現代の私たちは、キリストの弟子たちのように、イエス様を見ることも、直接聞くことも、体感することはできません。しかし、この方に関する生きた証言を、聖書を通して、またその聖書の語ることを信じたクリスチャンを通して、聞くこと(②聴覚)はできるのです。

column 「ツァラアト」

ツァラアト(現代でいうハンセン病)という病気を始めて知ったのは、集会に来て、聖書の話を聞いたときでした。その当時はらい病と訳されていました。ツァラアトは、神経が侵される恐ろしい病気、遺伝病ではなく人から人へと移る伝染病…。

その後、「砂の器」「いのちの初夜」「ベン・ハー」(近年では「あん」)といった、ハンセン病を題材にした小説を読みました。その病気は古来より、多くの人々を、肉体の苦しみだけでなく、差別によって苦しめてきたことが分かります。また我が国において、その病気で苦しむ人々のために尽力した、林文雄、岩下壮一という人々の名前を知りました。

しかしその病気をイエス様がいやされ、その病気によって苦しんできた人が神様を賛美している話を聞いたり、読んだりした時、イエス様の偉大さ、信仰の素晴らしさを感じました。そこに真実の力を感じました。

聖書において、このツァラアトは、私たちの心を蝕(むしば)み、良心を麻痺させる罪という病気を教えています。

イエス様はツァラアトをいやされただけでなく、その罪をもいやすことのできるお方です。あなたもイエス様に出会われ、罪に苦しむ人生から神様を賛美する人生へと変えられますように。