聖書の福音をあらゆる角度からお伝えるする月刊小冊子で、
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なお、電子書籍版についてはこちらで2025年6月まで閲覧可能です。

目次

○心の重荷

日々の生活の中で、仕事、家庭、人間関係などの問題がないという人はほとんどいないでしょう。では、どのようにそのような重荷を降ろすのでしょうか。
「すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。(マタイの福音書11章28節)」
と聖書は私たちに呼びかけています。

○ひとりの人が与える影響

人口14億人の中国の国家主席は、「世界に影響を与える」人物でしょう。しかし、私たちの人生に本質的な影響を与えるでしょうか?
自分の人生に大きく影響を与える方についてよく知る必要が、私たちにはあるのです。

○人の望むものは、人の変わらぬ愛である。【1995年6月号】

たった一つだけ願い事が叶うとしたら、あなたは何を望みますか?
旧約聖書には「人の望むものは、人の変わらぬ愛である。」(箴言19章22節)と記されています。
しかし、そんな望みどおりの愛が、世の中にあるのでしょうか?
聖書が示す愛について覚えられるよう、お勧めします。

○著名人と聖書(12)【ストウ夫人】

ハリエット・ビーチャー・ストウは、牧師の父ライマンと母ロクサーナの子として1811年に生まれ、1836年に神学者カルヴィン・ストウと結婚。七人の子供をもうけます。1852年に「アンクル・トムの小屋」を執筆し、1896年に死去しました。リンカーン大統領は1862年9月に奴隷解放宣言の予備宣言を、1863年1月1日に本宣言を行いました。
作中のアンクル・トムにとって、「神の御子イエスが、血と苦悩によって贖われた不滅の魂」は、奴隷主人であれ誰であれ支配することはできないもの。それほどまでに、イエスの十字架の犠牲によって罪が赦され、救われ、神の子とされていることを感謝し味わっていると、作者は描きあげました。

○バラムとろば

旧約聖書の中の不思議なエピソードに、バラムという預言者とろばが人間のことばで会話するというものがあります。
これは、現代に生きる私に対しても、大切なことを教えてくれます。
私たちは自分の人生の行き先が見えているでしょうか。何が待っているのか、わからないにもかかわらず、自分の思うように歩んでいるのではないでしょうか。だから、聖書の示す警告を読みとっていただきたいのです。
「これらのこと(聖書)が書かれたのは、イエスが神の子キリストであることを、あなた方が信じるためであり、また信じて、イエスの名によっていのちを得るためである。」(ヨハネの福音書20章31節)

Column  「信仰の対象」

日本人は宗教に対して寛容なようです。お盆は仏教、クリスマスはキリスト教、正月は神道、といったように宗教行為が日常生活に浸透しています。熱心な信奉者でないにせよ、信仰心は少なからずあることがうかがえます。

読者の中にも無神論ではなくても無宗教という方は、おられるのではないでしょうか。しかし、「何を信じるか」という信仰の対象がとても大切だということをお伝えしたいのです。

例えば、病人が薬だと思って飲んだものが毒だったらどうでしょう。数時間後には息を引き取るでしょう。あるいは、バスの運転手が無免許の人であったらどうでしょう。大事故に遭うかもしれません。私たちの日常生活でも、薬が信頼できる医者から処方されると知っているので、安心して飲むことができますし、バスの運転手も運転免許証をもっていると信用するので、安心して乗車できるのです。

宗教観に関しても同じことが言えます。

篤い信仰心があれば何を信じても良い、ということにはならないのです。イエス・キリストは信頼できる方であり、自分の人生を(あるいは命を)委ねるに値するお方です。ぜひ、お近くのキリストの福音を伝える集まりに足を運ばれて、この方をお知りになってください。

そして、救いを自分のものとされますように心からお祈りいたします。