聖書の福音をあらゆる角度からお伝えする月刊小冊子です。
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【目 次】

  • 電気と神の存在
    • 神は目に見えませんが、電気と同様、それは存在しないことを意味しません。そしてその目に見えない神について、世界最大のベストセラーである聖書が、証ししています。その聖書は、その神がどのようなお方であり、また私たちのことをいかに愛しておられるか、ということを私たちに伝えようとしているのです。(文中より)
  • 幸せはどこに
    • 『山のあなたの空遠く「幸(さいわひ)」住むと人のいふ』…私たちは一見、十分に満たされた便利は社会生活を享受しているのですが、何かが足りないと感じ…しかし、なかなか見つけることができず…新たな期待を寄せてしまう。…人の限りない欲望も海が満ちることがないように満たされない…。(文中より)
      本当に幸せな人について、聖書を通して考えます。
  • 愛されること
    • 私たちの社会は、多くの善意によって支えられています。…この世から阻害され、のけ者にされ、愛されないとしたら、生きていけないのです。…しかし自分自身を顧みれば、その愛が変わりやすい…人間の愛は不完全だからです。(文中より)
      決して変わることのない「愛」について、聖書を通して考えます。
  • この意味教えてーパラダイスー
    • 小学館の現代国語例解辞典によると「悩みや苦労のない、楽しい世界のたとえ」と説明され…聖書によりよれば「神が救われた者たちに用意されている義と平和と聖霊による喜びに満ちた所」という意味合いになります。(文中より)
      あなたがパラダイスに入る約束」を獲得するために、聖書を通して考えます。
  • 人のDNAの情報量と聖書
    • 地球上に生息している生物は一つ一つ素晴らしいものですが、その中で特別なのは人間です。…(人間は)神様からの「栄光と誉れ」を受けるにふさわしいものなのです。(文中より)
      神様は人間をどのように特別な存在とて愛しておられるか、聖書を通して考えます。
  • はじめの一歩
    • 中国に「千里の道も一歩から」ということわざがあるとおり、何かをする上で、最初の一歩を踏み出すことはとても大切なことです。(文中より)
      私たちの人生で「はじめの一歩」を踏み出す意味について、聖書から考えます。

COLUMN  「真理の探究」

昨年秋、高知県にある牧野植物園に行きました。この植物園は、高知県出身の植物学者である牧野富太郎の功績を称えて造られた施設す。植物園は、もちろん素晴らしかったですが、一番印象に残ったのは、展示されていた牧野氏の研究に対する心構えです。その中の一つを紹介します。

「神様は存在しないと思いなさい。学問の目標である真理の探究にとって、有神論を取ることは、自然の未だ分からないことを、神の偉大なる摂理であると見て済ますことにつながります。それは、真理への未知をふさぐことです。自分の知識のなさを覆い隠す恥ずかしいことだからです。」

これは、牧野氏の研究に対する真摯な姿勢を表すことばだと思います。しかし自然科学の分野は、『天地万物を造られた神がおられるのであれば、自然や宇宙には秩序があるはずだ」という信仰に基づいた、大勢の研究者たち(ガリレオ、ニュートンなど)の探究によって発展したという歴史があることも事実です。

ですから、研究を突き詰めていくと、逆に神の存在に気がつくのではないでしょうか。

「神の、目に見えない性質、すなわち神の永遠の力と神性は、世界が創造されたときからこのかた、被造物によって知られ、はっきりと認められる」(ローマ人への手紙1章20節)