聖書の福音をあらゆる角度からお伝えする月刊小冊子です。
ご希望の方に毎月無料でお送りしております。問合せページからお申込みください。

なお、電子書籍版についてはこちらで2024年11月まで閲覧可能です。

【目次】

○夜空を見上げれば
ここ数年、癒やしを求めて星空を鑑賞する人が増えているようです。これからの季節では、日没後ほどなく、とてもきれいな星空が見える場所もあります。この宇宙の見事さを見て、私は、創造主なる神の関与が必然だと信じています。そして、神様が私を生かしてくださっていること、この方が愛なる方で、いつも私の傍に寄り添ってくださる、とても身近なご存在であることを信じています。

○もうお読みになりましたか?
「西郷どん」「八重の桜」「軍師官兵衛」…かつてのNHK大河ドラマのタイトルです。主人公には、ある共通点があります。それは、聖書に触れていたということです。動乱の時代に生きた主人公たちの「人としてどのように生きるべきか」という思い、それについて聖書は、彼らに答えを見出させてくれたのです。

○著名人と聖書(5)
ーヨハンナ・シュピリー
「アルプスの少女ハイジ」の著者の墓には「主よ 今私は何を待ち望みましょう。私の望み それはあなたです。」(詩篇39篇7節)という聖書の言葉が刻まれています。つまり、「アルプスの少女ハイジ」は聖書を知ることで、それぞれのエピソードをより深く味わえるのです。

○この意味教えて(23)
ーガブリエルー
1590年頃、ギリシヤ人エル・グレコによって描かれた「受胎告知」に描かれた御使いの名前は、「ガブリエル」です。その意味は、「使節」で、欧米では主に男性の名前として使われています。旧約聖書のダニエル書にも登場しています。聖書では、御使いは実在者であり、霊の存在として、人間が造られる前から、神と人間に仕える者として創造されたと記されています。

○天国の入場券
コンサートに行くには、入場券が必要です。入場券がなければ、入れてもらえません。例えば、大人気のコンサートでは、時として「チケットをゆずって」というプラカードをもった人を見かけます。では、天国の入場券は・・・やはり必要です。コロナワクチン接種券はすべての人の分が準備されていますが、それを使うか使わないかは、本人の判断です。天国の入場券も、同様です。

Column  ウンベラータ

「ウンベラータ」とは、我が家にある観葉植物の名前(種類)です。
ぐにゃりと曲がった幹とハート型の葉が何とも可愛らしくて、大切に育てています。

ある日、道端でウンベラータによく似た大きな雑草を見つけ、驚いて調べると、「アカメガシワ」という植物でした。雑草とは「望まれていないところに生えているすべての草」と定義されています。
似ていても、生えている場所や少しの形の違いで随分と扱われ方が、またその価値が違うのだなあとしみじみ思いました。

私たち自身について考えてみるとどうでしょうか。私たちは神にとって、そんな「望まれていない」「名も知られていない」、雑草のような存在ではありません。神は私たちに対して、次のように語っておられます。

「私の目には、あなたは高価で尊い。
わたしはあなたを愛している。」(イザヤ書43章4節)

かつてイエス・キリストは、神のみこころに従って私たちを罪のさばきから救うため、十字架にかかってくださいました。—それは、まるで望まれない雑草が引き抜かれて処分されるように。
『神の御子を身代わりとするほどに』これが神が定めたあなたの価値です。