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目次

○苦しい時の支え

私は昨秋転職しました。これまでの経験やスキルが通じない新たな環境でしたが、私より1か月前にこの職場に転職された方がおられ、同じ境遇で悩む私は、大いに励まされました。この4月は、多くの方が環境の変化に、期待をしつつも不安を抱いていることでしょう。同僚や家族の支えは大きいでしょう。それ以上に私を支えてくださったのが、イエス・キリストです。キリストは、人となられた神の御子です。この方は私たちに代わって十字架にかかって死んでくださり、究極の愛を示してくださいました。
「私たちの大祭司(イエス・キリスト)は、
私たちの弱さに同情できない方ではありません。」(ヘブル人への手紙4章15節)

○人生の喜びと平安

老後も健康で過ごし、人生を楽しみたいと多くの方が考えていると思います。それとは裏腹に、年とともに身体は衰えます。私たちに望みはあるのでしょうか。
「神は、実に、そのひとり子を
お与えになったほどに、世を
愛された。それは御子を信じる
者が、一人として滅びることなく、
永遠のいのちを持つためである。」(ヨハネの福音書3章16節)
私たちに対する神の愛の証しは、キリストの十字架です。この聖書のみことばに示されているように、死後という最も不確実な将来を保証してくれます。ですからそれを手に入れたクリスチャンは、たとい死に直面したとしても、天国に迎えられるという希望があるのです。

○春(スプリング)

「シジュウカラですよ」との柔らかな声に振り返った。「私は、ウグイスとカラスぐらいしか分からない」というと、その女性は「カラスにも、ハシブトとハシボソがいて…」と教えてくださった。鳥の鳴き声を聞き分ける方は、凡人からすると奇跡にすら映ります。
さて、同じ人間同士なのに、話が聞き取れないこともあります。聖書にもイエス様との会話にズレが生じるという場面があります。
イエス様が、サマリヤ人の女の人に「水を飲ませてください」と求められる記事です。
「これらのこと(聖書)が書かれたのは、
イエスが神の子キリストであることを
あなたがたが信じるためであり、
また信じて、イエスの名によって
いのちを得るためである。」(ヨハネの福音書20章31節)

○著名人と聖書22 ヴィクトル・ユーゴー(1802〜1885)

ーーレ・ミゼラブルを読み解くーーこのマリウスの告白をとおして、彼を救ったジャン・ヴァルジャンの姿は、まさに十字架上で私たちの罪を背負われたイエス・キリストを想起させます。惨めだったジャン・ヴァルジャンを生まれ変わらせ、新たな生涯に導いたものこそ、ミリエル司教の愛であり、その基となったのはキリストの十字架による愛でした。ジャン・ヴァルジャンは、ミリエル司教から譲り受けた銀の燭台のろうそくの光に照らされながら、コゼットとマリウスに看取られて、静かに息を引き取ります。(一部抜粋)

COLUMUN サブスクリプション

サブスクリプションという言葉を最近よく目にします。定期購入や定期利用という意味で、ネットを通じて音楽や動画、書籍などさまざまなものを提供するシステムです。そのサービスは、一度登録するとその後自分で解約するまで、ずっとその利用状態が続きます。

実は、私たち人は全員、あるもののサブスクリプション状態にあります。

それは「罪」というものであり、そこから提供されるものは、
「淫らな行い、盗み、殺人、姦淫、貪欲、
悪行、欺き、好色、ねたみ、ののしり、
高慢、愚かさ」(マルコの福音書7章21,22節)といったものです。

たとえばサブスクリプションで、健康食品やサプリメントといったものを購入し続ければ、健康の向上をもたらすことでしょう。

しかし「罪」の場合は、私たちに死後のさばきをもたらします。つまり会員様全員に、もれなく「死→地獄」への片道切符が付いてくるということになります。

しかも、それは自分では解除できないのです。

ところが、それを唯一解除することのできる方がおられます。
それがイエス・キリストです。

ぜひ聖書を読んで、この方と出会い、「罪」というあなたを縛り付けるものから、解放されますように。