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8月号目次
- 命の意味
- 安全運転サポート車
- 日常、変化、安心
- 「平家物語」とツロの町
- Tさんへの手紙
COLUMN 書けなくなった万年筆
先日、書けなくなった万年筆を修理するために妻と出かけました。オフィスビルの建ち並ぶ裏通りの小さな雑居ビルの一室に万年筆の専門店がありました。
店主に事情を話して万年筆を渡すと、店主はおもむろに水の入ったマグカップを取り、ペン先を何度か浸して紙にサラサラと筆を滑らせました。するとなんとすぐに書けるようになったのです。実は、しばらく使っていなかったため、インクが乾燥して詰まってしまっていたそうです。「万年筆はその名の通り、ただしくていれをすれば、半永久的に使えるんだよ」と教えて下さい、少し変形していたペン先もあっという間に直して下さいました。
私たち人間は神様によって永遠に生きるものとして造られました。けれども、私たちは『罪』のゆえに、神様との関係が断たれているためインクの出ない万年筆のように、無益な人生を歩むようになってしまったのです。しかしもし私たちが、イエス・キリストの身代わりの十字架の死と復活を信じて、神様へ立ち返るなら、神様は直ちにその『罪』を取り除き、渇いた心に、止めなく流れる泉を与えて下さるのです。
「わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠のいのちへの水がわき出ます。」(ヨハネの福音書4章14節)