聖書の福音をあらゆる角度からお伝えする月刊小冊子で、ご希望の方に毎月無料でお送りしております。
問合せページからお申込みください。
5月号の目次
- 父親の愛
- 自分の価値
- コロナとツァラアト
- サグラダ・ファミリアと聖書
- 赤いひも
- 汚れとは
COLUMN 天国に行くには
以前、子どもへの読み聞かせのために「地獄」というタイトルの絵本が人気になっているというニュースを耳にしたことがありました。「悪いことをすると死後地獄でこんな苦しい目にあう。だから悪いことをしちゃだめだよ」と子育てに用いているそうです。
この絵本では良い行いをすることによって、死後苦しみのない所に行けると伝えているようでした。
聖書にも、死後苦しみを味わい続ける地獄のような場所が存在すると伝えています。そこは神様の前に罪をもつ人が行きつく場所です。私たち人間は皆、罪をもっていて、それは善行を積むことによっては取り去ることはできません。
また自力では、生まれつきの罪の性質を変えることもできません。ですから、すべての人はこの滅びへと向かっているのです。
しかし聖書は天国へ行ける道を伝えています。その方法とは、私たちのために十字架にかかり、よみがえってくださったイエス・キリストを信じるという極めてシンプルなものです。聖書は、イエス様が十字架にかかった目的について、こう語っています。
「それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」(ヨハネの福音書3章16節)
神様は私たちを地獄ではなく、天国へと招いておられるのです。