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【目 次】
- だっこして
- 息子が気に入っているタコの親子の絵本「だっこして」。母ダコは、抱っこをせがむ子ダコを八本足の1本で抱っこしながら、他の足を使って家事をします。子ダコは、自分の小さな八本足で、大好きな母ダコをマッサージするというお話し。この愛の関係から、神様の深い愛を私たちは、どのように受け入れたら幸いかのか考えます。
- 救いの喜び
- 「まばたきの詩人」と言われた水野源三さん。9歳で脳性マヒとなり、13歳でイエス様を信じ、47年の生涯を通して経験された、救いの喜びについて紹介します。
- イエス様のことばは必ず成就する
- イエス・キリストは、ご自身で預言されたとおり、捕縛され翌朝に裁判、その日のうちに死刑を宣言。そしてその日のうちに、十字架刑に処せられました。また、イエス様は罪人の救いについても、語られました。このことも、必ず成就します。あなたは、救いを受け入れる準備はできているでしょうか。
- 世界地図と聖書
- 世界地図の中心は、自国の位置を中心にしている場合がほとんどです。では聖書を理解する場合、どこを中心として考えたらよいのでしょうか。
- 進化論についてのQ&A⑤
- 突然変異と漸進的進化を「始祖鳥」と「シーラカンス」の研究結果から考え、神様が生命を「種類にしたがって」創造されたことをお伝えします。
Column 「包丁の手入れ」
包丁、特に鋼でできた和包丁は、使用後には必ず汚れを落とし、水分を拭き、油を均一に塗り、新聞紙などで包み保管するという、入念な手入れをしなければならないことをご存知でしょうか。包丁は、汚れはもちろん、空気や水、湿気に触れないことが重要で、わずかな埃でも付くと、その埃が含むわずかな水分によって錆て、包丁が劣化するというのです。包丁の状態は、料理のできを大きく左右し、手入れを怠ると本来の役割を果たせなくなるのだそうです。
包丁と同様に、人間にも果たすべき本来の役目があると、聖書は語ります。
「わたし(神)の名で呼ばれるすべての者は、
わたしの栄光のために、
わたしがこれを創造し、
これを形作り、これを造った。」(イザヤ書43章7節)
その役割とは、「わたし」、すなわち創造主なる神様の素晴らしさを覚えて称えることです。
ところが私たち人間は、罪が入ってしまったことによって、神様にとっては、錆びた包丁のように役立たない存在となってしまいました。そのまま捨てられても仕方がないはずですが、神様は私たちを愛し続けてくださり、イエス・キリストによって罪という錆を落とし、私たちが本来の役割を果たせるようにしてくださったのです。