聖書の福音をあらゆる角度からお伝えする月刊小冊子です。
ご希望の方に毎月無料でお送りしております。問合せページからお申込みください。なお、電子書籍版についてはこちらで2025年1月まで閲覧可能です。
【目次】
○計画通り
私の正月の思い出は、三年連続で元日に病院に子どもを連れて行ったことです。年の初めから、思い通りにならない現実を痛感しました。自分のことでさえ、思い通りにいきません。
聖書は、私たちを造られて、愛の内に生かしておられる神が、私たちのための計画を立てておられることを教えています。偉大な神の計画のすべてを理解することは、私たちにはできませんが、たとえどんなことがあっても、安心して神に任せることができると、聖書は示しています。
○死の先にあるもの
先日こんな川柳に目がとまりました。「ピンコロリ願う八十路の三姉妹」
世の中には、「あまり苦しむことなくコロリと死ねたら…」と考える方が多くおられるようですが、聖書は、死の先にあることについて、明確に示しています。
○著名人と聖書(7)
ー 森永太一郎(1865〜1937) ー
「森永製菓」の創業者である森永太一郎は、クリスチャンです。彼は、20代で神を信じながらも、事業の成功から傲慢になり、信仰から離れ、酒と女性に溺れ、クリスチャンであることを隠そうとするようになりました。しかし、妻の死去を契機に、自分の醜い姿を悔い改めました。「このような罪人のかしらである自分を赦してくださる神」に感謝し、福音を伝えるために全国行脚もしたのでした。
○アーカイブ「それでも希望に満ちている」森下真道(2022年7月号掲載)
クリスチャンだから絶望しないというのは、クリスチャンなら必ず病気が治るとか、病気のつらさを全く感じなくなるという意味ではありません。私がクリスチャンとして、余命わずかの不治の病になっても絶望しないのは、自分に起こるすべてのことについて、神様に信頼して委ねることができるからです。(文中より)
※著者は、およそ2年の闘病の末、2023年11月8日に39歳で天へ召されました。
COLUMUN 「人気の理由」
みなさんは新年の目標を持っておられるでしょうか。私は大学生のときに小説が好きで、「今年は小説を100冊読む!」などという目標を立てたものです。そのとき、多くの人に読まれる本にはそれなりの理由があると思い、有名作品や本屋大賞作品などを選んで読み、人気の理由を想像していました。
これまで最も多く発行され、読まれた本は聖書です。累計発行部数は推定60億〜150億と言われています(諸説あり)。ハリーポッターシリーズの総発行部数は5億ですから、聖書がいかに突出しているかがわかります。また、聖書は部分翻訳を含めると、約2850言語に翻訳されています。他に多い作品は「星の王子さま」が約250言語といわれており、こちらも群を抜いています。
「聖書はあなたに知恵を与えて、キリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができます。」(テモテへの手紙第二 3章15節)
聖書は、イエス・キリストによる救いについての知恵を与える唯一の書物です。ぜひご自身で聖書をお読みになられて、なぜこんなにも多くの人に読まれるのか、その理由をお考えになっていただきたいと思います。